このアーカイブの項には旧HPで載せた拙文とこのHPで過去連載した整体随想が収められている。
「である体」を使っている文章と「ですます体」を使った文章が混在しているので、統一感があまりないかもしれない
しかし、世の中にはマニアックな人々というものはいるもので、これらの文章を隅々まで読んで質問してきたことがあって、ビックリしたことがある。
もちろん、読んでもらうことを前提にして書いているのだが、なにせ結構な分量である。ディスプレイで読むのはいささかシンドイのではないかと思っていたが、読む人はそんなことをものともせず読むものなのだなぁ、と感心してしまった。
興味のある方は時々休憩しながら(目を休めて)お読み頂きたい。
施術百話 ←りんく
この施術百話は増永師の「治療百話」に影響を受けて連載したものである。
増永師の「治療百話」は残念ながら未完に終わっているが、私の「施術百話」も未完である。別に真似したわけではなく、単に無精なだけであった (私の施術百話は36話で止まっている)
また、プライバシー保護の高まりも筆を鈍らせた原因の一つかもしれない。
途中でパスワードで入れる会員制にしたのもそういう理由からであった。
しかし、もうあれからずいぶん時間も経っているので、パスワードによってブロックする必要がなくなったと判断した。つまり、旧HPには掲載しなかった分もまとめて公開することにしたのである。
途中、「である体」から「ですます体」に文体が変わっているのはそういう理由があって、発表する場所が違ったからである。
続きは書かないのか?という声もあるが、実はもう書いている。
施術百話という大上段に構えたものではなく、このHPで公開している「新 整体随想」という形で。
ちょうど、施術雑感と施術百話を混合させたような内容である。症例という形で直接出てこなくとも、論説自体が症例をバックボーンとしているので、第何話という表題こそないが、施術百話の後継連載だと思って頂ければと思う。
※症例、対処法に関して書いた当時の見解と現在の見解が違う場合もある(当然であるが)。それでもほぼ当時のまま載せてある。ご承知置き願いたい。
目次
第1話(リンパ節切除にる強度な下肢のムクミ) 第2話(膝痛)
第3話( 腰痛) 第4話(甲状腺障害) 第5話( ひどい肩こり)
第6話(ED) 第7話( 手の痛み) 第8話(糖尿病)
第9話(九州一、身体が硬いと言われた女性)
第10話(月経困難症) 第11話(心臓神経症)
第12話(インソムニア) 第13話(毒素排泄)
第14話(過敏体質) 第15話(非歯原性歯痛)
第16話(高脂血症) 第17話(寝違い) 第18話(五十肩)
第19話(メニエール) 第20話(猫背)
第21話(不定愁訴色々) 第22話(手こずっている膝痛)
第23話(治療が困難なケース) 第24話(転倒によるムチ打ち症)
第25話(治さなくとも感謝された例) 第26話(人体の不思議)
第27話(継時性構造疲労症候群)
第28話(頚部・頚椎と顎の関係) 第29話(80歳)
第30話(風邪の後遺症) 第31話(乳がん)
第32話(股関節異常) 第33話(ギックリ腰)
第34話(ギックリ腰2) 第35話(白血病の予後ケアー)
第36話(脊椎狭窄症の興味深い例)
施術雑感←りんく
施術雑感とは我ながら実によく出来たネーミングだなぁ、と思うくらい種々雑多な感想を述べている。
2011年時点から数えると7年も前の拙文(2004年初稿)なので、大幅に訂正するか、思い切ってボツにするか、とも思ったが、再読してみると、当時と今の考えにあまりブレがない。
しかし、7年の歳月はより多くの経験と知識を授けるものである。考え方は同じでも重点の置き方や使う用語などに違いがあって面白い。また自分自身の思索と実践の変遷を知る上でも興味深い論考なので転載することにした。
それにしてもずいぶん"気張った”文章を書いていたなぁ、とも思う。肩に力が入った感じの文体である。今なら、こういう表現はしないな、と思う箇所が頻繁に出てきて気恥ずかしい。
自分の文章を読んでいると、年齢と共に肩から力が抜けていくものだということがよく分かる。まさに施術も同じで当時の施術はやはり"気張っていた”と今にして思える。まあ、若さの特権であろうから、別に後悔はないけれども。
※足もみに言及していることが多いが、現在はご承知のとおり足の施術はあまり行っていない。年齢とともにより力を使わない方法へ移行していくからだろう。正直、ある年齢を超えると、一定水準以上の効果を出すのに足部施術だけではいささかキツイ。
(な~んちゃってリフレなら何歳でも出来るだろうが)
書いたときと現在ではその部分が一番大きな違いではないだろうか。賢くなったのか、狡くなったのか・・・限りある体力の有効活用を考えるような歳になったということだ。
整体随想←リンク
これは、このHPのブログ機能を活用前に直接HPに書き込んだ随想集である。ところが、果てしなく長く連なってしまって、使い勝手が悪くなってきた。そこで、一旦、これを中断して、アーカイブに収めることにした。ということで、全部で36編ある。いずれも推敲し、練ったエッセー集なので、時間のあるときに是非、読んでもらいたいと思う。
Q&A←りんく
施術者が感じる施術上の疑問やクライアントさんからの質問に答えてきたコーナーである。
現在なら違う角度からもっと適確に答えられるのに・・と思わないでもないが、当時は当時で質問を真摯に受け止め、でき得る限り納得してもらうおうと苦心して作った回答ばかりである。
今読んでも、普遍的な部分も多いので、改変せずそのまま残そうとアーカイブに収めることにした。
目次
1.虚実補瀉 2. 心臓病の人は小腸の反射区から揉むのは何故?
3.足の痙攣 4.どうしてこんな足に・・ 5.体調と足裏の関係
6.腸の調子 7.焦熱足 8.薬の服用
9.施術中、足が冷えていく人がいるのですが・・
10.改善に至る経過 11.無痛診断 12.ウツ系の方を施術する疑問
13.12の続きー交感緊張に対して交感緊張施術?
14.副交感優位は活力減退なのか、リラックスなのか?
15.現代人は治しづらくなっているか?
16.ウツに関して 17.ストレスについて 18.繰り返す肩こり
19.足もみでガンを治したという体験があるが・・・
20.腰痛、良くなる人と良くならない人 21.坐骨神経痛の対処
22.帝王切開と頭蓋リズム 23.咬み合わせ 24.足で身体を踏む
25.道具を使って足を揉む 26.五十肩その後・・
27.大腿部外側の痛み 28. ヒップアップ