整体院への集客セミナー

 開業するに際しては、それが治療系であろうと、癒し系でろうと、集客しないことにはお話になりません。集客できて始めて学んだ技術を活かすことができるのですから、まず「集客ありき」は当然のことだと思います。

 

 ところが、この業界に入ってくる人というのは所謂「商売上手」ではありません。「他人の身体を癒してあげたい」とか「手に職を付けたい」系の人が多く、ビジネスを第一義的に考える種族とは体質が少し違うのです。つまり「自身の技術を高める」「クライアントに喜んでもらう」ことには労を惜しみませんが、「どうすれば集客できるか?」「どうやれば継続的な利益を出していけるか?」的方向性のノウハウを持っていない、もしくはその方向に頭が働かない人が多いということです。

 

 実際、私もそうでしたから、その性癖がよく分かります。
 しかし「それは不得意分野です」で済ませられる時代じゃないことは言うまでもありません。

 

 どんな業種においても競争というのは付き物ですし、それがやがて過当競争となり脱落者が出てくるのは市場原理の宿命とも言えるでしょう。我々の業界においてもその傾向は、近年、ますます顕著になってきているのです。

 

 適者生存が原則とは言え、技術力、改善力において圧倒的優勢にも関わらず、集客スキルやリピートスキルがないばかりに他流の後塵を拝するのは、我が流儀の創始を任ずる者として許せるものではありません。

 

 そうしたことから、集客するスキルを学び、開業成功やサロン、治療院経営を安定化するのに役立つ無料集客セミナーを受講者の特典の一つとしました。その特長を幾つか述べたいと思います。

 

(1)
 ここで学ぶノウハウは、本来のカリキュラムで学ぶ授業内容と密接にリンクしております。つまり、改善力(治す力)を身に付けた者のみが発することができる具体的メッセージ力を使って集客していこうというものなのです。決して媚びることなく、王道的な集客を行います。このノウハウを利用すれば他流儀でも集客自体はできますが、過半において「看板に偽りあり」状態となり、中、長期的には信用を失いかねません。長期的視点を含めれば、我が流儀にのみ有効なノウハウです。

 

(2)
 このノウハウは個人開業を前提としております。勿論、多店舗展開する大規模事業者に当てはまらないとは言いませんが、大規模事業には「人使い」という人的マネジメントの要素が入ってきたりして、別の角度からの視点も欠かせません。そういう意味でこのセミナーは施術家個人、治療家個人としての成功を導くものに特化しており、そこに絞り込んでいるが故に空理空論の余地などなく、全てが実践的です。

 

(3)
 具体的にはまずチラシ作りのノウハウから始めます。このIT全盛時代にチラシ?と思うかもしれません。しかし、個人レベルの開業ではチラシが未だ最もコストパフォーマンスが良く、そして使えるメディアなのです。正直な話、チラシ作りのノウハウを知らずして、開業などできない、と言っても良いかもしれません。チラシの反応を高くするのにはある種の法則を知る必要があります。そしてこの法則には普遍性があり、HPを作成するにも、他の媒体に出稿する際にも非常に役立つことでしょう。つまりチラシを学ぶということは全ての広告に通じる普遍的な原理を学ぶということなのです。


(4)
 我々の業界では開業する人が後を絶ちませんが、述べたように技術の修得には一生懸命努力するが、ビジネスの仕方が分からない、チラシの書き方さえ分からないという人が多いわけです。そこに商機があると踏んだコンサルタント業者は治療系、癒し系に特化したノウハウを売り込みました。そしてそれは相当浸透してきていると言っても良いでしょう。私もこの業界に長くいますので、チラシやHPを見ればひと目でコンサルタントが介入したものかどうか分かります。そうした影響もあって昔のように箸にも棒にも引っかからないようなチラシは減ってきてはいます。つまり、一定の水準はクリアしているモノが多いということです。であるが故に、益々、知らないでは済まされない状況なのです。

 

(5)
 仮に水準以上のチラシを作成できる同業者が近所にいても、なんら問題ありません。集客スキルが水準に達したならば、あとはどう満足させるかで勝負が決まってくるからです。我々の業界では「顧客満足とは改善力の別名」であって、このスキルがあるかどうかでロングスパンでの繁栄が決まってきます。同じ集客力なら改善力という圧倒的なバックボーンがある我々を支持するに決まっているのですから。メインである授業本体は「治す」ということに関してどこにも負けない技能を養成するカリキュラムを組んでいるので安心です。

 

(6)
 同業者には絶対負けない「治す力」と水準以上の「集客スキル」。これがない整体院に未来はありません。逆にこの両方を身につけたとき、シミジミ実感することでしょう。(あ~私はこの技術で全国どこへ引越しても、幾つになっても身体が動くかぎり食べていけるなぁ)と。そうです。受講生全員にそうなってほしい!というのが私の最終目票であり、痛切なる願いなのです。

 

セミナー要項

 

受講資格 St2、St3の受講中に行いますのでSt2、St3の参加者

受講料  当然受講料に含まれていますので、特別料金は頂きません

受講日  St2の最終日とSt3の最終日。2回に分けて行います。